占いは人生版の天気予報?
片や乱世を勝ち上がった戦国武将。片や明治の激動を生き抜いた初代総理大臣。
少し
歴史に詳しい方なら、すぐお分かりかと思います。それは、
二人とも下層階級から権力の頂点に立った
ということ。更に二人とも、
病的な女好き
でも有名です。
他にも共通点はあります。人心掌握術に長けていたとか、周囲からの人望に厚いとか…
歴史をひもとくと、彼らのような政治家はあちこちに見られます。
漢の劉邦。
毛沢東。
最近の日本で言えば、田中角栄。
他にも多数思い付くのですが、現役だったりご存命するのでやめておきます。
何故、一定数でこういう人が輩出されるのか?考えてみれば、不思議じゃないですか??
その疑問に答えてくれたのは、「占術」でした。一言で言うと、
「二人ともそういう『星周り』で生まれたから」です。
この「星周り」、西洋占術ではホロスコープと呼ばれ、東洋占術では命式などと呼ばれます。(ちょっと乱暴な言い方ですが)
占術と言うと怪しげですが、一種の統計学です。
この星周りで生まれた人は、こういう人生を歩む。
というデータを、チマチマ蓄積して生まれたのが、占いなのです。
こういう気圧配置の時はこういう天候になる、と予測する天気予報みたいなもんです。
生年月日を使いませんが、手相、人相なども統計です。この相を持つ人はこういう傾向にある、というデータの分析。
そのことに気付いた時、ただの歴史好きな唯物論者だった私が、無類の占い好きへと変貌していったのでした。